塗香(ずこう)
みなさま、こんにちは!百月院ブログでございます。
いつも百月院ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
真夏のような暑さと湿気が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ご体調、十分にご自愛くださいませ。
さて、お墓参りに来た際、ぜひ納骨堂の合同参拝スペース(追憶の石碑)の上を見上げてみて下さい。
綺麗なアベリアの白い花が咲いております。
この時期になると、朝、参道が白い絨毯のようにアベリアの花で埋め尽くされることもあります。
今回、百月院の納骨堂で利用されている事の多い「塗香(ずこう)」についてお話させていただきます。
百月院に来て初めて塗香を知った方がほとんどだと思います。
実際に上野の仏壇通りに足を運びましたが、塗香を置いてあるお店はとても少なかったです。
そんな、中々なじみのない塗香ですが、こちらの起源はインドにあります。
最初は香木から香料を取って、体につけて体臭を消す為に使われておりました。
インドは白檀(びゃくだん)等殺菌効果の高い香木の産出地だったので、身体を清潔に保つ為に香を使う風習がありました。
そこから、身体を清める・邪気を寄せ付けないという「浄化」の意味合いが強くなり、仏教で広まっていきました。
お坊さんが修行に入る前、法要する前に塗香を使って、ご自身の身を清める為に使っております。
仏教の経典に塗香の効能として下記の10点が記載されているそうです。
1精気を増益する
2身体を芳潔にする
3身体の温涼を調節する
4寿命を延ばす
5顔色をひきたてる
6精神を爽快にする
7耳目を鋭くする
8健康にする
9媚態と愛嬌を増す
10品位を高める
宗派によって作法は違いますが、一例として百月院は
①右手の親指と人差し指で塗香を少しつまんで
②左手の薬指の付け根に付けて
③左右に3回すり込むように手を清めてから身体全体に付ける
との事ですが、皆様には自由につけて頂いております。
今は、塗香を和のフレグランスとして日常的に使ている人もいるそうです。
百月院で使ている塗香も甘いシナモンやお菓子のような香りがします。
塗香はほのかに香り、また「お清め」の効果もあるので、お参りをする際以外にも日常的に使っている方もおります。
以前メレンゲの気持ちで石川さゆりさんも塗香を使っていると紹介されておりました。
塗香って奥が深いですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。



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